教育方針:新世界の神となれ!

学校設定:
本籍を東京都・元千代田区に置く学園都市です。最先端の科学技術・オタク文化を世界に発信する頭脳のエリートが育成される、小等部から大学、学院その他研究機関が置かれています。
高等部に関しては1学年1000名のクラス数30クラス、総生徒数3000人前後。
入学者は幼少期から徹底した研究者としての教育を受けさせられ、自らの知識や技術を伸ばすように教育されます。
サイエンス・フィクションと言った言葉がそのまま本から抜け出たかのような校舎は、曲面や球型と言った近未来的なフォルムで構築されており透明なパイプが幾重にも行きかう中、リニアレールが走り回っています。
校舎内・授業にはARビジョンが用いられ、街中にも投影されるホログラフが目立ちます。
教育方針は生徒達一人一人を、あらたな時代・技術の創造者として育て上げるためのものです。施設・設備の先進性は世界でも最高峰クラスと言えます。
教育陣は世界各地から集められた現役の技術開発のプロフェッショナル達です。

特記事項:
この学校の特色は、総生徒のうち500人以上が飛び級である事や、在籍する生徒が作り上げた「創造物」である事です。。
あくまで学園都市とその他異能指定校の中に限り「生徒の被創造物」に対しても人権や生徒証明が認められ、「特別生徒」として学校生活への参加が許可されます。
ただし、その手の技術の内容は、国内外的にもブラックボックスであり、「学園都市」A.E.G.I.S(イージス)だけが持ち得る特殊な技術として、2043年まで外部には秘匿されていました。
現在でも「存在する」と言う事実以上は公表されておらず、詳細な情報へのアクセスは厳しく制限されています。


校章はギリシア神話から知恵の女神であるアテナと「A.E.G.I.S」のロゴを組み合わせたものです。
制服は近未来的なスーツですが、日本文化を推奨する校風から、「指定使用人服」が存在します。





校内設定施設例:

・アトミック・カフェ

従業員全て(衛生等管理責任者を除く)がロボやAI等「特別生徒」のメイド/執事喫茶です。
特別生徒が「人間らしさ」を学ぶための教育、社会実習のための施設でもあります。接客サービスなどで予想外の対応をされることもありますが、ご主人様方もお嬢様方も皆、寛容な精神で見守っているようです。
店名は日本国内において人間型ロボットの先駆けである少年型ロボットに敬意を表して名付けられたものです。

・ラヂヲ資料館B666F・レガリア蚤の市
今では貴重な旧世代技術のピンからキリまでを収蔵すると言われている「魔人区ラヂヲ資料館」の地下に常設されている巨大ジャンクマーケットです。
有明の某催事と旧世紀の九龍城を足して割らなかったようなカオス空間です。
「動作未確認、保証なし、返品不可」が鉄の掟です。

・AGS劇場
ジャンルを問わない新技術や製作品の発表用施設でしたが、いつからかA.E.G.I.S内のオタク文化の聖地となってしまった場所です。
現在はギリシア神話の女神をモチーフにした制服を身に着けたアイドルグループAGS49(内一人は男)のライブハウス兼用の体を成しており
ファンは競い合うようにCDを買い集め、劇場も負けじと提供を続けた結果、最高売上枚数3.5ゼタ枚という全世界未踏記録を達成しました。

・トレーニングジム「虎の穴」
屈強なメイド(インストラクター)と可憐な軍曹(罵声担当)がやる気を刺激してくれる地獄のトレーニングジムです。
心肺機能強化のため、練習生には全員覆面着用が義務付けられています。



来歴:
20年前の戦争を経て、維持が不可能となった技術系大学・専門学校が寄り集まり、一つの学校となった事をその走りとする学園都市です。
戦後復興による資金提供を受け、現在日本に出回っている最先端技術の多くを産み続ける事で拡張されてきました。また、集まった場所が場所であり、日本のオタク文化を強く吸収してきました。
学生を次世代の何かを生み出す「創造者」として育て上げる校風は、生徒達にはウケはよいですが、嘆く親世代も居ます。




主要NPC:アテナ
アキハバラ・エレクトリカル・ガジェット・アンド・インフォメーションスクール、通称A.E.G.I.Sのシステムを統括するマザー・コンピュータ。
A.E.G.I.Sに所属する現役の研究員グループ「ダイモニオン」がその全てを結集して作り上げ、現在もアップデート・増設を行い続ける巨大なスーパー・コンピューターであり、一機で世界中に存在するコンピュータほぼ全てに匹敵する処理速度を誇る。
あくまで処理・データ統括を行うための無機質な存在であり、人工知能としては非常に原始的。
ただし学園都市設立当時から存在する、当時からの技術では考えられない程に進んだその技術の集大成とも言えるマザー・コンピュータは、現在でも研究員や生徒達の指標とすべき所であるとされている。